どこで こわれたの oh フレンズ うつむく日は見つめ合って
最近曜日感覚が狂い気味です。
今日水曜日だと思ってました。
どうも、やぎやまです。
今日は昔好きだったドラマを唐突に思い出したのでそんな記事です。
フジテレビ系列で1999年4月~6月まで放送された月9ドラマ。
脚本:野島伸司
キャスト:広末涼子、三上博史、窪塚陽介、伊藤歩ほか
少年鑑別所の看守(三上博史)は誰にも言えない苦悩を抱えて生きている。
ある日鑑別所に収容されてきた早川藍(広末涼子)の担当教官となり、
真っ直ぐで純粋で激しい藍にとまどいながらも徐々に惹かれていく。
これ本当好きでVHS2万回借りました。
嘘です。2万回は言い過ぎました。
それでも多分20回くらいは借りてるんですよ。
これ主人公多分 三上博史だと思うんですけど、
主人公の名前が最終回まで分からない、という斬新な感じなんです。
最終回までは鑑別所の看守なので「先生」としか呼ばれないんです。
「先生」のプライベートな知人も「あなた」や「キミ」と徹底して名前を呼ばない。
ドラマ見ていた当時も何度か、“あれ?この人の役名なんだっけ?”と思いました。
なんだっけ、というか出てないから分からないんですけどね。
この「先生」には兄がいて7年前に自殺しています。
その自殺した兄の婚約者・チヒロを「先生」はずっと想っているんですねぇ。
そこへ収容されてきた藍が「先生」を好きになり、チヒロをライバル視すると。
まぁライバル視といっても「先生」から色々聞き出して勝手にライバル視してるだけなんですけど。かわいい。
しかしこのドラマの頃のいしだ壱成、やたらイケメンだな。
中村愛美かわいい。全然見かけないけど。
「先生」とチヒロの関係に話は戻ります。
ちなみにチヒロ役は麻生祐未さん。美しい。
初めは婚約者を忘れられなかったチヒロも
なんやかんやあってだんだん「先生」を好きになっていく。
しかしその頃には「先生」は藍に惹かれていてチヒロへの気持ちは薄れていた。
そこでフルート奏者であるチヒロは鑑別所へボランティアへ行く。
後日、時計を失くしたと嘘をつき、再び鑑別所へ。
チヒロは藍と話しながらTVのコードを引っ張り床に落とし、目をケガする。
ここから!!
ここからの展開で一番好きなシーンがあるのです!
チヒロは目を手術して入院中、見舞いにきた「先生」に
“焼きもち焼かれちゃったのね”と藍がやったように匂わす。
「先生」は藍を問い詰め“君はどうかしてるよ”と酷い言葉を言ってしまう。
次の話では鑑別所を脱走します。脱走シーンも好き。
そしてやぎやまが最も好きなシーンが、脱走した藍を探しに藍のアパートへきた「先生」とのシーンです。
多少セリフ違うかもしれませんが
先生「謝ろうと思って。チヒロさんの目のこと。彼女の目をああしたのは君じゃなかった。」
藍「謝ってもらっても仕方ない」
先生「わかってるよ」
藍「どう分かってるの?」
先生「君は疑われたことを悲しんだんじゃない。そんなことはきっと、どうでもいいことなんだ。君が悲しかったのは、僕が君の味方じゃないって、思ったからだ。」
藍「私は例えば、先生が誰かに酷いことをしちゃったとしても、その酷いことを先生がどうしてしたかなんて そんな理由全然分かんなかったとしても、私はいつも先生の味方になる。・・・例えば、世界中の人が先生のこと悪く言ったとしても、例えば、先生が本当に悪い人だったとしても、私は先生の味方になる。だから、チヒロの目をそうしたのが私だったとしても、私への気持ちは変わっちゃいけないんだよ・・・私がそうなんだから先生だってそうじゃなきゃいけないでしょ?」
理屈は分からんけど正直かなりグッときました。
広末涼子、いや早川藍かわいい!!このシーン何回も巻き戻して観ました。
1話1話が濃くて好きなシーンとかセリフとか山ほどあるんですけど、一番はやっぱりこのシーンでしたね。
最終回も感動的でした。本当に。
最近のドラマにはこういう感動が無いんですよねぇ。
なんかこう・・・ボーッと見ててもわかる。見逃してもまぁいいか・・・って感じの。
演技がアレなアイドルだのジャニーズだの何だのを出しまくるからレベルがゲフンゲフン
もはやVHSを見る環境がなくなってしまったのでFOD登録しようかと思ってます。
リップスティックのためだけに。
次はカバチタレ!の紹介でもしようかな。
ではまたお会いしましょう、やぎやまでした。