大地の芸術祭~意外とすごいぞ!新潟県!~
ここのところ雨降りのせいか、急に気温も下がってきました。
このままいけば今年はちゃんと秋があるかな?
どうも、やぎやまです。
本日は久しぶりのお題スロット、いってみたいと思います!
もう一度行きたい場所!ということで・・
去年の写真を引っ張り出してきました。
やぎやまが「もう一度行きたい場所」は越後妻有地域で開催されている大地の芸術祭。
というか何度でも行きたい。
大地の芸術祭とは越後妻有地域(新潟県十日町市・津南町)で2000年から3年に一度開催される世界最大級(!)の国際芸術祭なのです。
初めて行ったのは多分・・5年前?4年前?
開催年でなくとも見られる作品はたくさんあるので様子見程度に行ってみたらハマりました。
そして去年、ちょうど開催年だったのでしっかり準備をして行ってまいりました!
ちなみに今日の記事は長いです。
写真がべらぼうな量あったので(笑)
越後妻有里山現代美術館キナーレ
まずは拠点施設へGO。
キナーレの中にも多数の作品があるのでここだけでも楽しめます。
まずはキナーレ内の作品を紹介していきます。
「みずたどり」
鏡面状のなにかとワイヤー的なもので作られた球体。SFっぽい。
「試機」
やたらポップな家?部屋?
子供部屋がこんな感じだったら最高!
「ライトハウス」
ワイヤーネット?の部屋・・・
ベッドの寝心地めちゃめちゃ悪そうです(笑)
「つくも神の家」
古そうな農具が壁に沢山ついてます。
なるほど「つくも神」、とっても日本的です。
「狗鷹庵」
熊と百姓の将棋道場?
なんか駒の名前が変!(笑)
歩兵はカラスなのか・・狸の地位が意外と高い(笑)
「Builds Crowd~街の記憶~」
町の建物を模したライトボックスが大量にぶら下がってます。
とても綺麗。
「羊の美容室」
羊毛の部屋、癒されそうだ。
「Rolling Cylinder」
昔 遊園地で入ったビックリハウスみたいな。
目がバグる。
「トンネル」
美術館の中にトンネルが!
しかも長い・・奥まで続いている・・
実は奥に向かって小さくなっていくトリックアート(笑)
やぎやまデケー!
壁に映っている光を触ると弾けます。楽しい。
2階から見るとすごい景色。
1階の水をはったところが空になってます。
この日は生憎の雨でしたが池の中の空は晴れている不思議~
実は池の底がトリックアートになってます。
この他にもたくさんの作品が展示されていてかなり楽しいです。
おみやげ屋さんもあるよ。
まつだい雪国農耕文化センター「農舞台」
ここからはキナーレを出て松代エリアへ向かいます。
こちらも拠点施設のひとつで、いくつもの作品が展示してあります。
入口でカエルがお出迎え♪
「ゲロンパ大合唱」
なんとこれ堆肥製造マシーンなんだそうです!
かわいい顔してやりおるな。
「火の周り、砂漠の中」
暗くて全くわからないと思いますが、真ん中に囲炉裏があります。
その周りにはベンチ。
里山の星空を見ているような感じでとても幻想的です。
これはただ屋上に出る階段なんですが気に入ったので撮っただけです(笑)
建物すべてがアートのような感じ。
外にも色々展示してあったんですが、ここへ着いたら雨が強くなってきてしまって外のアートを見て回るどころではなかったです。残念。
外にある川の対岸の「西洋料理店 山猫軒」は是非見たかった・・・
☟得意の必殺ネットで拾ってきた画像です
こんな感じでドアがいくつも建っていて、ドアには宮沢賢治の「注文の多い料理店」の内容が書いてあります。
読みながらドアを開けていく、体験できるアートっていいですね。
宮沢賢治好きとしても絶対見たかったのですが・・
まぁ大地の芸術祭はまだまだ多数の作品がありますし、いずれまた行くつもりなのでその時まで楽しみにとっておきます。
松代エリアの諸々
それでは農舞台を後にしまして、松代エリアに点々とあるアートを見に行きましょう!
「WDスパイラル・パートⅢマジックシアター」
パートⅢというだけあってこれはシリーズものだそうです。
他のシリーズはヨーロッパに。
昔のSF映画の宇宙船って感じですね。
中に入るとこんな感じ。
「収穫の家」
織物の部屋 だったかな?
花が敷き詰められて反物のような感じ。
同じく「収穫の家」、収穫の部屋。
米が敷き詰められた床、それとこの地方で収穫できるものかな?
「家の記憶」
これは中に入るとビックリ。
黒い毛糸が家の中に張り巡らされてます。
うーん、ちょっとしたホラー(笑)
地元の方々から集めた「いらないけど捨てられないもの」を編み込んで(?)いるそうです。
蜘蛛にでもなったような気分です。
「エリクシール 不老不死の薬」
いかにも怪しい薬に見えますが、地元の植物を漬けたものらしいですよ。
こういう様々な形のフラスコはいいですねぇ・・
家にも飾りたいな、これ。
最後の教室
同じ松代エリアにある、廃校を丸ごと使った作品。
中はすごく暗いので一番いいとこの写真だけ公式で借りてきました(笑)
体育館の床には藁がいっぱいに敷き詰められていて屋内とは思えない雰囲気。
所々に置かれたテープから虫の声が流れてきます。
里山の夏の夜って感じでしょうか。
吊るされた電球が大量の扇風機が作る風で揺れてます。
ステージのふちに座ってぼんやり何時間でも眺めていられそうな感じ。
廊下の肝試し感が半端ない。
職員室・・?旧字体ですかね。
影が映るのでこんな写真を撮ってみました。
では廊下を進んでいきましょう。
階段を上って2階へ。
壁に掛かった黒いパネルに何かが写ったらどうしよう。怖い(笑)
ホラーゲーム感がすごい(笑)
階段を上ると左手に部屋が。
階段にもあった黒いパネルが大量。
ぶら下がった電球が写り込んだりしてなかなか綺麗です。
さらに上の階へ。
シーツで覆われた床にガラスケースと蛍光灯?
教室3つくらいブチ抜いてあるっぽいですね。
雪に埋もれた建物みたいに見えます。
雪深い地域だしそんな作品なんだろうか?と勝手に想像。
やっぱり暗いと画質が酷いですね・・・
これも雪山っぽく見えませんか?
冬になると駐車場の隅とかこんな感じになってるなぁ。
雪が降ってる。
もはや雪景色アートにしか見えなくなってます。
これでやぎやまが撮った分は全部ですねー。
大地の芸術祭はガイドブックとかも出ていて、行く前にそれを読んで見たい作品チェック・ルートなんかを考えていたんですが、雨によって計画がパァになりました(笑)
結局いつも通り行き当たり場当たり的な感じになってしまいましたが、どの作品も素敵だったので結果オーライですね!
次回行くときは天気予報もしっかりチェックして屋外作品を中心に回りたいなぁと思っています。
ちなみに、中には宿泊出来る作品もあるんですよ(!)
これもいつか泊まってみたいです♪
県内外のみならず、海外からも多くの方が見に来ているそうで改めて自分の住む県は意外とスゴイ!と思いました。
みなさま興味があればぜひ、見に来てください。
公式サイトはこちら☟
公開中、休止中、公開終了などこれまでの全作品が見られます。
次回はやぎやまが絶対見たい!けどまだ見れてない、大地の芸術祭作品でも紹介しようかな。
ではまたお会いしましょう、やぎやまでした。