村上街中探検!~屏風まつりと城下町③~
今週末は3連休ですね!
私は火曜有休なので4連休です!
どうも、やぎやまです。
では本日も続きの村上屏風まつりを書いていきたいと思います!
街中散策はちょっと切れないので一気に書いちゃいます。
なので、非常に長いです!
前々回記事にも上げたMAPなんですが、やぎやまの通ったルートを入れてあります。
水色のところがおしゃぎり会館。
そこからスタートして村上駅で折り返し、途中路地などを探検しつつ戻りました!
青ルートは行き、緑ルートが帰りです。
今回はおしゃぎり会館にてレンタサイクルを借りました!
おしゃぎり会館を見学していると1時間100円で貸してもらえます。
見学していない場合は200円です。
相場とか知らないですけどめちゃめちゃ安いのでは?と思いました。
やぎ旦那の服、図らずも借りた自転車と同じ色(笑)
まず入ったのは 千年鮭 井筒屋 さん。
村上市初の鮭料理専門店で、鮭はもちろん、土鍋で炊くご飯や手作りの麹など、こだわりのお料理が食べられるお店。
こちらは江戸時代から旅籠を営んでおり、松尾芭蕉が「おくの細道」の道中で宿泊した宿なんだそうです。
鮭料理専門店としては2017年にオープンしたばかりなのだそうで、それまでは旅館としてやっていたということでしょうかね。
混んでいたのでここでのお昼ご飯は断念。
入ってすぐの奥に屏風が飾ってありましたので写真だけ失礼してきました。
次は2軒お隣、わら竹さん。
こちらはクリーニング店のようです。
屏風ではなく掛け軸ですね。
というか右端、沸海上人の掛け軸じゃないですか!!
以前紹介した日本最後の即身仏の方です☟
村上木彫堆朱色々。
朱がとても綺麗です。
堆朱ってなんかちょっと中国っぽい感じしません?
建物がレトロで素敵です。
城下町っていいなぁ。街中歩くだけでも楽しい。
安善通りの黒塀を抜けて、志ばたや さんへ。
手作り工房だそうで、和雑貨なんかを置いてました。
お店に入るとひんやり涼しい。
でも冷房は入れていないそう。・・はて?
床のタイルを瓦で作ってあり、木の皮を使った布を日よけに吊るしてあるため夏はとても涼しいのだそうです。
瓦の床なんて初めて見た~。
こちらの屏風を描いた方は本当は馬の絵が得意なんだそうです。
鹿があまりに可愛らしいから描きたくなったんでしょうか?
作者の略歴?のようなもの。
お店の方、とっても親切でフレンドリーに色々お話をして下さいました。
春には人形巡りもあるし、観光客に慣れている感じですね♪
お次は 海鮮 一鰭 さん。
大町文庫 の1Fにオープンした うおや さん直営のご飯屋さんです。
うーん、何が書いてあるかさっぱり分かりません。
でもこの字体 好きだなぁ。
入ってすぐに素敵な螺旋階段。
これを上って行くと・・・
2Fが大町文庫です。
かつて村上高校で教鞭を執っていた先生方の蔵書を収めた私設図書館だそうです。
フランス語の原書とかありました。すごい。
素敵な椅子°˖✧
ここに寝転んで読書したい。
ここらでお腹も減ってきたのでお昼にします。
1F 一鰭さんで海鮮カレーか海鮮はらこ丼で迷っていると、お隣の席の方々が「はらこ丼美味しかったですよ!」と教えて下さったので、店のイチオシメニューですし はらこ丼を頼むことにしました(笑)
色んなお刺身がのってて豪華!
魚のすまし汁もおいしい・・・山菜の小鉢も、全部おいしい。
これで¥1,380はコスパ良すぎですね!
お腹も膨れたところで次のお店へ。
路地を挟んだお隣さん、 早撰堂菓子店 さん。
いやー和菓子好きのやぎやまとしては入らない選択肢はないですね。
こちらはなかなか思い切った、ダイナミックな屏風ですね!
和菓子!
和菓子の好きなところは洋菓子以上に目で楽しめることです。
あとやっぱり日本人の舌なので菓子も「和」が馴染むんですよ、きっと。
壁いっぱいに並んだ和菓子の型。
和三盆や落雁を作るときに使うんでしょうかね。
こちらでお土産に鮭の切り身落雁を購入♪
見た目、めっちゃ鮭です(笑)
あとたまごボーロと、ゼリー菓子?(よく仏壇に供えるような・・)を購入しました。
お店の方に 若いのに珍しいと言われました(笑)
お次は斜向かいにある きっかわ さんへ。
レトロで素敵な車が目印です。
屏風やらミニおしゃぎりやら漆塗りの重箱やらがたくさん!
きっかわさんは江戸末期から造り酒屋を営んでいたお店です。
しかし昭和30年代に入り、村上から消えかけていた鮭料理を絶やしてはならぬ!と大きく方向を変え、鮭料理を製品として製造販売するようになったのだとか。
本当に村上って郷土愛がすごいですね。
お店の奥には顔の怖い鮭が・・・(笑)
潮の香というか磯の香というか、とにかくすごかったです。
とても良い。
こういうの家に欲しいなあ・・
そしてお隣、益甚 さんへ。
この屏風変わってますね。
他のとは違って小さな絵がたくさん。
全体的にサイズも小さめでかわいいです。
祝い膳のセット?豪華です。
屏風を書いた方は柴野栗山という方。
江戸時代の儒学者で文人なんだそうです。
奥へ行くと昔使われていたであろう作業場。
甕に歴史を感じます。
ひとつひとつのお店に長い歴史が垣間見えて良いですね。
裏庭へ続く道。
下が土だったら本当に昔の町って感じでしょうね。
いいなぁ村上。まだまだ散策し足りない。
大通りへ出ると道端に龍の飾りがところどころ。
村上は龍神伝説が残っていたりするからでしょうかね?
大町交差点の角にある 土間ん中 へ。
コミュニティハウスのようです。
こちらは鯛ぼんぼりですね。
さりげなくみんな顔が違って面白いです。
飾り方もおしゃれ~
町屋の「土間」と地域の「ど真ん中」を掛けたネーミングだそうです。
町の方がたくさんいらっしゃったので憩いの場なんでしょうね。
人と人との距離が近い町っていいですよね。
そこから駅方面へ少し進んだところでやぎ旦那がいいものを発見。
「何か店の中に古い原チャみたいのがあるよ~」
とのことなので、さっそく中へ。
田村酒店 さんです。
三菱のシルバーピジョンというシリーズです!素敵!
昭和37年のモデルか・・形がめっちゃイイ。
これ乗りたいなぁ・・
掛け軸っぽい絵の屏風ですね。
こういうの好きです。
スッキリしてていいですなぁ。
中国の水墨画みたいなイメージ。
と、ここで屏風の写真はおしまいですね。
この後村上駅まで行って折り返し、途中せっかく自転車だし車では入らない路地を通って戻ろうということになりました。
適当に路地を左右に曲がってぐにゃぐにゃと探検。
そして迷う(笑)
屏風まつりの簡易的なMAPを見ながら喋っていると、犬を連れて通りかかったおじいさんが「どこへ行きたいの?」と声をかけてくれました。
道を教えて頂き、無事におしゃぎり会館へ自転車を返すことができました(笑)
おじいさん、ありがとう。
村上の方はみんな親切でフレンドリーで、今回改めていい町だなぁと感じました。
次回は屏風まつりが終わる頃、竹灯籠まつりというのが開催されるようなので、それを見に行ってきます!
村上行きすぎ!(笑)
ではまたお会いしましょう、やぎやまでした。