スイス・アーミー・マン~ダニエル・ラトクリフの尻~
お久しぶり~のやぎやまです。
寒くなってきておでかけ回数が減っております・・
まぁでもあと2週間もすれば年末年始の10連休!
今年も残りわずか、頑張りましょう。
今日はこの間観た映画の感想でも書こうかと思います。
スイス・アーミー・マン
これ前から気になってたんですよ。
アマプラに出てたのでようやく観てみました。
とりあえず予告をどうぞ☟
予告の時点でもうわけが分からない。
ダニエル、どうした?
ハリポタ疲れか?
【ストーリー】
無人島で遭難してしまったハンクは生きる気力を失い、自殺しようとする。
そこへ男性の死体が流れ着く。
その死体はガスを噴出し、再び海へと出て行った。
ハンクは咄嗟にその背に飛び乗り、無人島を脱出することが出来たのだった。
そして死体とハンクの奇妙な旅が始まる。
ダニエル・ラドクリフがすごい。
死体役めちゃめちゃうまい。いや、死体見たことないけんども。
でもダニエルの生気のない目、青白い身体・・・
うむ、これは死体ですね(確信)
このイケメン俳優が・・・
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こうです
すごくないですか?
死体にしか見えないんですもん。
ハンクは死体に駆け寄ると死体はガスを出し始める。
死体がガスを噴出するシーン、尻から出てるんですよ。
そう、屁です。屁の推進力だけで海を渡っていくのです。
発想が小学生のそれ。のっけから爆笑です。
しかもズボン下されてダニエルの尻があらわに・・・(笑)
何とか陸地に辿り着くも、目の前には深い森。
ハンクは死体を連れて人里を目指し深い森へと踏み入る。
この辺からなんと死体が喋りだします。
名前はメニーだそうです。
ファンタジーなので暖かい目で見て下さい。
屁で海を渡るような映画なので、そりゃあ死体だって喋ります。
森の中に落ちていたエロ本をメニーに見せると勃起。
しかもそれがコンパス代わりになるという・・・
うーん、この映画の監督小学生かな?
そしてコンパス(笑)通りに人里を目指しつつ、
ハンクはメニーに生きる喜びを思い出させようとする。
森の中に落ちていたゴミや木の枝を使ってバスを再現したり、家を作ってみたり、影絵で映画館を再現したり・・・
いや、ハンクのサバイバルスキルよ。
無人島でも生き抜けたんちゃうんか。
・・・というツッコミは一旦置いておいて。
メニーのために女装してデートを教える。
結構ね、森に入ってからずっと「何を見せられているんだろう・・・」という気持ちでいっぱいでしたが、しょーもなくて笑っちゃうんですよね。
それにメニーが徐々に「生きる」ということとその喜びを理解していくのが分かって、観ている方も気持ちがシンクロするというか。
しょーもないんだけど、ほのぼのしてて、温かくて、幸せな気持ちになるんです。
死んだような人生を送っていたハンクが、メニーに人生の喜びを教えることで自分の人生も取り戻していく、という素晴らしい青春映画でした。
ラストは切ないけど・・・
ダニエルズの振り切りっぷりと、しょーもない下ネタの連発と、馬鹿馬鹿しいのに愛おしい二人の旅を色んな人に楽しんでほしいです。
ではまたお会いしましょう、やぎやまでした。