マイウェイ 12000㎞の真実
連休中はBBQをしたり海に行ったりと夏を満喫していました。
どうも、やぎやまです。
今日はやぎやまの大好きな映画のDVD購入記念と致しまして(?)感想とともに紹介したいと思います。
マイウェイ 12,000キロの真実
【あらすじ】
日本統治時代の京城に日本人と朝鮮人の2人の若者がいた。
祖父は憲兵隊司令官、父は医師という裕福な家庭に生まれ育った長谷川辰雄と司令官の家の使用人の息子キム・ジュンシク。
境遇の異なる2人の共通点はマラソン選手としてオリンピックで走るという夢だった。
時代に翻弄され、民族や信条の違いから対立する2人。
日本・ソ連・ドイツと3つの軍服を着ることになった2人が辿る運命とはー。
これは本当に一度は観てほしい。
やぎやまはこの映画が好きすぎてついにDVD購入しました。
この映画はある一枚の写真から作られたものです。
第二次世界大戦末期、ノルマンディー上陸作戦終了後、アメリカ軍に捕らえられたドイツ軍捕虜の中に一人の東洋人がいた。
日本・ソ連・ドイツと3つの軍服を着て戦い、12000kmの道のりを国境を越え生き抜いたという話を聞いた監督が、これを基にイマジネーションを膨らませて出来たのがこの映画。
ネットで見ると「衝撃の実話!」とか書いてあったりしますけど、公式には「事実を基にした」としかされていません。
“実話”と“事実を基に”は全くの別物ですので、混同しないでほしいです。
あと基にしてる部分は“日本・ソ連・ドイツと3つの軍服を着て戦い、12000kmの道のりを国境を越え生き抜いた”という部分で、日本軍がどうとか朝鮮人がどうとかいう部分ではないことを分かっておいて下さい。
まずこの映画のなにがすごいってオダギリジョーの演技力。
彼が演じる長谷川辰雄は、少年時代からゴリッゴリの軍国主義。
ことあるごとに「大日本帝国万歳!天皇陛下万歳!」と叫ぶ。
現代の日本人からしたら理解不能な感覚を地でいくヤバイ人だ。
しかし軍服姿は死ぬほどカッコイイ。
日本統治下の民族である朝鮮人を目の敵にし、理不尽な暴力を振るうシーンはまさに悪役、日本人はなんて極悪非道なんだ・・!と衝撃を受ける。
特に山本太郎が演じる軍人はまじでクズだ。すんげぇ右寄り。
しかしこれを「反日主義の捏造だ」と捉えないでほしい。
実際のところはどうだったかなんて分からないからだ。
戦時下という明日も見えないような状況で溜まりに溜まったストレスを自分より立場の弱いものに向けてしまわないとは言い切れないからだ。
パワハラやらが問題になっている今の日本でも同じではなかろうか。
他民族を差別するというのは日本に限らずどこにでもあった話で、それが戦時下ともなればそれは酷いものだっただろう。
リアルに描くのであれば必ずこういうシーンが入ってくることになる。
昔から世界中で人種差別はあったし、今でもある。
どの時代にも必ずあった問題であり、それを日本人だけが聖人君子の如く どんな人種も受け容れてきた、などという都合のいい歴史は存在しないのだ。
もちろん韓国人だって同じだ。
今回はたまたま日本人が差別する側の役回りだったというだけであって、反日がどうとか嫌韓がどうとか 全く関係ないと私は思う。
そして長谷川率いる隊の生き残りはソ連軍の捕虜になり、日本人と朝鮮人の立場は逆転する。
うまくソ連軍の司令という立場におさまった朝鮮人が、今度は日本人を理不尽な暴力でいたぶるのだった。
これまでよくもやってくれたな、と言わんばかりだ。
日本だけを悪く描いている映画では決してない。
あくまで 戦争は人の心を変えてしまう、という描写に過ぎない。
対するチャン・ドンゴン演じるキム・ジュンシクは聖人君子のような人間だ。
何があっても腐らずコツコツ努力を続ける。仲間や家族を大切にし、日々を懸命に生きている善人だ。
オダギリジョーの冷酷さ、厳しさが ジュンシクの善人さを際立たせる。
そしてチャン・ドンゴンもめちゃくちゃカッコイイ。
基本的に朝鮮人側はこの映画では弱い立場であり、日本軍の中の朝鮮人は少数のため、とんでもないクズが登場したりはしない。
日本人側は冷酷で厳しい長谷川辰雄や、ただのクズである山本太郎演じる兵隊(名前忘れた)や、それに反して人間らしく温かみのある副官など様々な性質の人物が登場する。
状況が変わるにつれて、それぞれの登場人物に対するこちらの心情も変わっていく。(山本太郎に関してはずっとクズだったが)
いい奴だと思っていた登場人物が立場が変わったことで卑怯者に思えてしまったり、嫌な奴だと思っていた辰雄に同情してしまったり。ちなみにジュンシクは一貫して善人。
ソ連軍の捕虜になり「日本人」「朝鮮人」なんていう区別は無意味なものになり、そこで初めて辰雄はジュンシクを一人の人間として認識し始める。
ドイツ軍が攻めてきてソ連軍に転向を迫られ、ソ連軍として戦地へ赴く二人。
そこで長谷川辰雄は過去の自分を目にする。
「勝つか 死ぬか、どちらかだ」と沢山の兵士を犠牲にしてきた。
背を向ける者は射殺する、というソ連軍の司令官を見て 辰雄は自分がしてきたことの残虐さに気付くのだ。
やぎやまは このシーンでとりあえず1回泣く。
このシーンのオダギリジョーの表情は本当にすごい。
見ているこっちの胸が痛い、辛い。
何とか生き残った2人は死んだドイツ兵のコートや装備を持ち、国境に向かって山を越える。
ジュンシクが辰雄を助けながら2人で山を越えるシーンは感動的だ。
ジュンシク・・どこまでいい奴なんだ・・
その後ドイツ軍に捉えられ別々に連行されてしまう2人。
辰雄を助けようと必死にドイツ兵に頼むジュンシクが泣ける。
チャン・ドンゴンのすごいのは全編通して大体日本語なところ。
朝鮮人同士の会話は流石に韓国語だが、それ以外は大体日本語で喋っているし、イントネーションもおかしくはない。多少カタコト感はあるがしっかりと日本語として聞き取れるレベルだ。
主演の2人のインタビュー記事を読むと、チャン・ドンゴンはかなりオダギリジョーに助けられたとあったが、(イントネーションや言い方の確認等)それでもほとんどのセリフを日本語で演じるというのはめちゃめちゃすごい。
ここまで物語に入り込めたのはチャン・ドンゴンの努力のお陰もあるはずだ。
ドイツ軍として何年も過ごす中でジュンシクを探し続ける辰雄の姿にもまた感動。
ついに日本人や朝鮮人の枠を超えて一人の人間として、友としてジュンシクを思うようになったんだ、と泣ける。
ラストにはもう号泣。
ラストは書きませんので是非見て下さい。
結構酷評している方もいるんですが、映画として面白くなかったという評価は仕方ない。好みもあるし。
でも「日本軍はここまで酷くない」「反日主義だ」というような評価からくるものはちょっと違うのでは?と思う。
一旦、日本人や韓国人という枠、色眼鏡は外して観てほしいです。
というかこの作品を見ていて主人公の2人と一緒にラストシーンを迎えればそんな色眼鏡外れてると思うんだが。そんな感想自体右寄りなのでは。
穿った見方をせずに史実がどうとかも忘れて、一つの作品として観てほしい映画です。
これは戦争映画と見せかけて熱い友情の物語なのです。
あ、でも戦闘シーンとか暴力的なシーンとかわりとすごいので、そういうのが苦手な方はちょっとキツイかもしれないです。
ではまたお会いしましょう、やぎやまでした。
おでかけ夜の部~これが南魚沼の本気じゃい!~
明日からの連休に心が躍っております!
どうも、やぎやまです。
本日もおでかけの続きをUPしていきたいと思います。
丸山温泉 古城館
夕ご飯を食べるまで時間がかなりあったので近くの日帰り入浴が出来る温泉を探して辿り着きました。
ペットと泊まれる宿だそうです。
そういえば犬を連れている家族がいた。
受付担当の狸さん。
めちゃカワ!
流石に浴室の写真は撮れなかったので公式HPから借りてきました~
時間交代制で「蔵ぼちゃ」と「石ぼちゃ」があります。
こっちが「蔵ぼちゃ」
築百年の土蔵を改修して作ったお風呂だそうです。
あまり人がいなくて貸し切りみたいで最高でした!
こっちは「石ぼちゃ」
石打丸山の地名にちなんで石風呂なんだそうです。
こっちは入ってないけど雰囲気いいなぁ。
上がってロビーのラウンジ(?)でのんびり。
お風呂に入っていい感じにダラ~っとして、綺麗だしお値段もお手頃な感じだったのでこのまま泊まって行こうか?って話になりましたが残念ながらお部屋が埋まってました。
今度泊まりに来よう。
甲冑もあるよ。
関興寺との位置関係はこんな感じでかなり近いです。
スキー場あるからロッジとかホテルとか旅館とか多いなぁ。
興味のある方はぜひ行ってみてね。
魚沼釜蔵総本店
最後に夕飯を食べたお店紹介~
ここは去年初めて行った時に るるぶ だったか まっぷる に載っていたお店で、行ってみたら予約でいっぱい!
次の予約までの30分ならお席ご用意出来ますが・・と言っていただいたのでそれでいいです!と入って超早食いで20分程で出ました(笑)
今回はしっかり予約を入れて行きましたよ!
県内に何店舗かあるお店なんですが、この南魚沼の本店でしか食べられないメニューが超魅力的なんです!
その名も「本気丼」(マジどん)
2015年から始まったもので他にも参加店舗が沢山あります。
とりあえず見て下さい☟
新潟和牛のすき焼き&黒毛和牛ステーキ&牛カツ!!
これはまごうことなきマジ丼ですよ・・
去年初めて行った時にも食べたんですが、今年もこれにしました(笑)
これは2018年の本気丼で、今年の本気丼は鰻やらタレカツやらものっかってスゴイことになってました。
でもやぎやまはやっぱり2018年の本気丼が好き♡♡♡
牛カツもステーキも本当柔らかくて甘くておいしいし、すき焼きも何と言っていいか分からないほどおいしい。
この少量ずつがまたミソなんですよね。丁度飽きない、もう少し食べたいって量がうまいな~というところ(笑)
これを食べられただけで南魚沼まで来た甲斐がある・・と思えるほど美味しい。幸せ。
というか実はこれメインに据えて昼間の観光地決めましたからね(笑)
旦那はこだわりの地元食材を使った丼モノを食べました☟
越後もち豚わさびロービー丼
これもめちゃめちゃ美味しそうでした!
豚とローストビーフはズルい組み合わせ・・
ボリュームも結構あったので男性に良さそうです♪
この他にも単品メニューが色々あってどれも美味しそうで目移りしまくり(笑)
比内地鶏のハツは最っっ高美味しかったです!
あと八色しいたけ!
他にも食べてみたいメニューが沢山あった・・
次回は古城館に泊まって夜ご飯はここへ食べに来ようと計画しています。
南魚沼の本気丼、ぜひご賞味ください!
魚沼釜蔵総本店の公式HPはコチラ☟
本気丼 南魚沼プロジェクトのHPも見てね☟
といった感じで今回のおでかけも大変楽しかったです!
次のおでかけは9月の連休かな?楽しみです!
ではまたお会いしましょう、やぎやまでした。
関興寺の味噌なめたか
ここのところ急に涼しくなりました。
毎年の酷暑を鑑みて来週あたり川へ遊びに行く計画を立てていたのですが、涼しいので川には入れなさそうです・・悲しい。
どうも、やぎやまです。
では おでかけの続きを 書いていきたいと思います。
雲洞庵を後にして、次は関興寺へやってきました。
雲洞庵に比べるとやや小さい印象です。
なにやら三門が工事中の様子・・
「味噌なめたか」の看板(?)が掛かっている門なので残念。
手前の大きな門が総門、奥のブルーシートあたりが三門です。
三門は仏道修行で悟りに至るために通過しなければならない三つの関門を表しているそうです。
関興寺の中でも最も古い建築物だそうなので修繕でもしていたのでしょうか。
仕方がないので入口のところにあった看板を撮りました。
関興寺の御神木。デカイ。
パワーもらえそうな感じです。
本堂。230年位前に建立されたそうです。
歴史深い・・
枯山水!!初めて見ました!
そういえば前に枯山水の箱庭みたいなやつ買ったなぁ。
枯山水やってみたくて。どこやったかな・・
本堂に入ってすぐの窓から見える裏手側。
「昇龍の滝」と「棲龍の池」。
蓮が咲く早朝はさぞ綺麗なんでしょうなぁ・・
開運なでぼとけ様。
左手の宝珠をなでれば商売繁盛・家運隆盛
おなかをなでれば家庭円満・良縁子宝
頭をなでればボケ封じ・開運長寿
治したいところをなでれば病気平癒
頭がとくにテッカテカしてました。
みなさん頭をなでていかれる様子。
大日如来様。
この印相(ハンドサイン的なもの)は「智拳印」
右手は仏を、左手は衆生を表し、仏の智慧が衆生を包み込むことを意味しているのだそうです。
千手観音様。
千手観音にも白毫ついてるんですねぇ。
関興寺境内図。
上杉謙信が使っていた馬上盃。
これは素敵・・・!
頬当って格好いいですよね(小並感)
日本はわりと防具とか武器センスありますよね!
これ家に飾りたいなあ・・
といったところです。
関興寺も見るものが色々あって楽しめました。
味噌もなめたよ!御利益もバッチリです!
次回は立ち寄った温泉と、この日のメインとも言える夕食!をUPしていきたいと思います。
ではまたお会いしましょう、やぎやまでした。
雲洞庵の土踏んだか 後半
ではでは続きを紹介していきます。
長生きの水場をあとにして奥へ。
本尊の釈迦牟尼仏が鎮座する内陣。
美しくてつい見とれてしまいます。
参拝を待っている方がいなかったらずっと座って眺めていたい。
虚空蔵菩薩様。
右手に智慧の利剣を持ち、左手に福徳の如意宝珠。
商売繁盛の神様と、智慧が無限につくと云うことで受験の神様にもなっているそうです。
開山堂。
最上段には初代開山 顕窓慶字大和尚、挿草開山 傑堂能勝大和尚(楠正成公の孫正勝公)、二代目 雲窓祖慶大和尚の木像と位牌を祀り、各段には歴住諸大和尚の位牌を安置しているそうです。
前面には雲洞庵建立者・上杉憲実公の木像と位牌、上杉謙信公と徳川家康公の位牌も安置してあります。
虚空蔵菩薩の化身、迷企羅大将(メキラ)。
十二神将の一人で干支の割り当ては寅です。
※割り当てについては諸説あるようですが雲洞庵では寅でした
兜?についてる顔がかわいい。
長椅子が置いてあったのでしばし涼みながら休憩。
風通しが良くて気持ちいいです。
心が落ち着く・・
奥へ進むと座禅堂。
一人一畳をあてがわれてそこで寝食もすべて行います。
頭上に布団を置く棚、小さい枕が置いてある以外は何もない。
しかも喋ると六尺棒で叩かれ追い出されてしまうとか・・
人がいるのに喋れない、生活圏が一畳しかない、なんて耐えられない。
禅の道は厳しいのだなぁ。
外との仕切りが無いのに不思議と虫が入ってこないんですよね。
オニヤンマとかジャコウアゲハ?クロアゲハ?とか飛んでたんですけど・・
どうしてだろう?
何か荘厳な雰囲気を察知しているのだろうか。
奥に見えている建物の1階・2階どちらも長椅子があるので座って景色を眺めたり、涼んだり、静かな時間を過ごせます。
ここに泊まってみたいなぁ。
姥子様の像。
山姥を祀っている場所は7,8千年の歴史を有する聖地とされているんだとか。
山姥を祀っているのは初めて見ました。
雲洞庵に祀られている山姥は歯痛を治してくれるんだそうです。
宝物殿入口。
ここは窓もなくてかなり暑いです・・
鞍とか色々・・
武田信玄からの書簡なども飾ってありました。
達筆すぎて全く読めませんでしたが(笑)
こういうものを見ると歴史は地続きなんだなぁと思います。
普段は歴史上の人物なんかはおとぎ話の登場人物くらいにしか感じられないものですが、こうして実際に使っていたものやらを見ると感じ方が違うものですね。
広くて静かで心が落ち着く綺麗なところでした。
興味がある方は是非足を運んでみて下さい!
次回は「関興寺の味噌なめたか」編です。
ではまたお会いしましょう、やぎやまでした。
雲洞庵の土踏んだか 前半
1カ月ぶりの更新です。
どうも、やぎやまです!
お盆休みが終わってしまいました・・
が、9月には3連休が2回ありますので頑張れます。
ついでに今週も4連休なのです。うふふ。
前回おでかけ分の御朱印記事をまだUPしていないのですが、お盆中のおでかけ記事をUPしていきたいと思います。
御朱印だけまとめるのはやめて おでかけ記事と一緒にUPした方がいいかな・・
今回は南魚沼の雲洞庵、関興寺に行ってきました!
雲洞庵、関興寺には昔から
「雲洞庵の土踏んだか、関興寺の味噌なめたか」という言葉があります。
これは 禅僧を志した者はこれらの寺で修行をしなければ一人前ではない、という意味があるそうです。
あともう一つ、雲洞庵は参道の石畳みの下には法華経を一字一石ずつ刻んであり、それを踏みしめ歩けば御利益があるそうです。
雲洞庵に参拝し、御利益を頂いたか?ということから「雲洞庵の土踏んだか」。
関興寺は天正6年、家督相続争いによって起きた御館の乱(おたてのらん)の火災の中、大般若経600巻を味噌桶の中に隠し戦火を逃れたといういわれがあります。
以降、関興寺に参拝してありがたい味噌を頂いたか?ということから「関興寺の味噌なめたか」となったそうです。
では雲洞庵から紹介していきます。
ちょっと写真撮り過ぎたので前半と後半で書いていきますね。
直江兼続、上杉景勝が幼少期に学んだ寺だそうな。
あと建立当時は尼僧院だったそうですよ。
拝観料は300円です。
入口からもう雰囲気が違う感じがします。あと涼しい。
歴史を感じる門・・そして両側に巨大な草鞋。
こちらの赤門ですが、昔は皇室関係者や大名の来山以外には、年に一度の大般若会(大般若経を読み幸せを祈願する法会)の時だけにしか開門されず、開かずの門と云われていたそうです。
パンピーなのにそんな門をくぐれるとはありがたいことです。
絵馬が沢山ついてます。
そういえば拝観受付所に絵馬が売ってたなぁ。
草鞋だからやっぱり足腰丈夫的なやつでしょうかね?
これ!これが見たかった!!
実際に見ると感動です。まだ踏んでないけど。
この先の参道で御利益のある有り難い石畳を踏めます。
こちらが参道。
ありがたさを噛みしめながらゆっくりと歩いてきました。
雲洞庵の土踏んだよ!
参道奥、左手に仏陀。イケメンです。
この奥に仏舎利塔があります。近代建築でビックリしますよ。
全く雰囲気が合ってなくて(笑)
お線香をあげて、いざ本堂へ!
本堂内も撮影OKです。(三脚は不可)
中も写真が撮れるというのは良いですね。
しかし暑いです。汗が止まらん。
奥へ進むと「長生きの水」なるものが!
藤原房前公の母君が出家し、金城山から湧き出る霊泉で沢山の人を救ったと言われている水だそうです。
これは頂きましょう。
やぎ旦那と2人して「おいしいね~」とか言いつつふと看板を見ると
※現在は安全のため上水道水を流しておりますの文字が・・
・・・でででででも新潟は水の都だから!!
元々 水は おおおいしいから!!!!!
水道水だからって御利益がなくなる訳じゃないし!?
後半へ続く!!
連休のおでかけ③~馬が走る姿は本当に美しい~
お盆休み9連休が確定いたしました!
どうも!やぎやまです!!!
月曜日は憂鬱なものですが長期休みが確定すると気持ちが違いますね。
遊んでばかりいる私でも休みは嬉しい。
では連休のおでかけの続きを書いていきたいと思います。
本日はメイン目的その②!
長岡市 金峯神社 流鏑馬神事を見てきました!
これぞこの日のメインもメイン、大メイン目的です。
金峯神社の御祭神は金山彦命(カナヤマヒコノミコト)
おでかけの話から著しく脱線しますけど、お釈迦様って母体の右脇から生まれたと言われているじゃないですか。
どうやったら右脇から生まれるんだよパネェ とか思っていたんですけど、金山彦命はイザナミの吐瀉物から生まれたらしいんですよね・・他にも排泄物やら死体やらから生まれた神様も結構いて 日本の神の方がパネェ と思いました。
話を戻しまして流鏑馬(やぶさめ)ですが。
流鏑馬とは疾走する馬の上から的に向かって矢を射るというあれです。
馬を馳せながら矢を射ることから「矢馳馬(やばせうま)」と呼ばれ、それが変化して「流鏑馬(やぶさめ)」となったらしいです。
流鏑馬神事のある神社だからでしょうか?
狛犬ではなく狛馬(?)でした。
金峯神社の流鏑馬神事は源義家が奥州安部貞任・宗任の討伐の折、北陸街道を下降し金峯神社へ参拝し朝敵降伏を祈願して流鏑馬を奉納したことが始まりなんだとか。
神社に到着した時は流鏑馬神事まで少し時間があったので、お隣 安善寺を見学。
丁度年に2回の御開帳の日だったようで毘沙門堂と観音堂に入ることが出来ました!
残念ながら撮影は禁止だったので見てみたい方は是非足を運んで下さい。
流鏑馬神事の日(毎年7/15)と12/31に御開帳だそうです。
蔵王の大欅なんてのもありました。
樹齢800年(!)の御神木だそうです。
割れたり穴(?)が空いたりしていますが、まだ生きているんですね。
すごい生命力です。さすがは御神木。
屋台も出てます。
小腹がすいたのでおでんをいただきますw
全部おいしかったけど さつま揚げは特に染みてて最高でした!
こちらは矢を受ける的持ちの方々。
流鏑馬と言ってもかなり昔から止まっている馬の上から3~5m先の的に向かって矢を射るというカタチのようです。
うーん、残念・・だが今時走っている馬の上から矢を射るなんてそうそう出来るものでもないので当然と言えば当然でしょう。
ちなみに矢を射るところは見えませんでした。
社殿前と参道入口の鳥居前の2か所で矢を射るのですが、やぎやまは馬の走る姿を見たいので参道横で見学してました(笑)
初めに社殿の周りを3周、3頭の馬がゆっくりと回ります。
そのあと流鏑馬。
先頭を歩いた馬。ちょっと小さめ?
すごく神妙な顔をして歩いていたのが何だかおかしかった(笑)
馬にも大切な神事であることが分かるのでしょうか。
矢を射るのが終わるとまず参道をゆっくりと歩きます。
「ワタシが走ります。」みたいな感じだろうか・・
参道途中の道で∞←こんな感じで3周ほど回っている。
流鏑馬神事に参加している馬の名前をアナウンスしていましたが、ちょっとよく聞こえなかったです(笑)
どうやら引退競走馬らしいのでカタカナネームでした。
神事とのミスマッチ感が面白い。
最後にいよいよ走ります。
本当に短いですが動画を撮ってきました!
音量注意です。
馬が走る姿は本当に美しいですよね。
参道 結構デコボコしてたんですが全然平気なんですねー。
乗っている方は乗馬クラブの方だそうです。
並足くらいの馬なら乗ったことあるけど走るとなると結構な衝撃がきそう。
いいもの見れました。
流鏑馬神事は毎年7月15日17時~ですが、かなり早くに行かないと近くの駐車場には停められません。すごく早く行くか、長岡駅周辺のコインパーキング等に車を停めてバスやタクシーなどで行く方がいいかもしれません。
詳しくはコチラ☟
ということでおでかけ記事は以上です。
次回は頂いた御朱印をUPしていきたいと思います!
ではまたお会いしましょう、やぎやまでした。
連休のおでかけ②~1:300の祈願ろうそく、これは行くしかない~
今日も雨が降っていてジメジメ蒸し暑いです・・
どうも、やぎやまです。
毎年のことなんですが、梅雨入りや梅雨明けの情報が出る際、東北・北陸・関東ときてなぜか「甲信地方」となっていて、新潟だけ省かれているんですよ。「越」はどこへ?
毎年知らない間に梅雨入り・梅雨明けしています。
それでは予告通り連休おでかけ②を書いていきたいと思います!
今日はメイン目的その1、寶徳山稲荷大社について。
前々から気になっていたところで、ようやく行ってくることが出来ました!
小高い丘陵の裾野から頂上に亘って一宮・内宮・本宮・奥宮と建っています。
全体はこんな感じ☟
出典元:宝徳山稲荷大社
スケールがハンパないです。全体的に巨大。
丘陵の木々の間に突然巨大な建物が見えるので おぉぅ・・ってなります。
宝徳山稲荷大社の御祭神は
人間の幸せを司る神
天照白菊宝徳稲荷大神(アマテラス シラギク ホウトク イナリノオオカミ)
厄除・病気平癒等、祓いの神
日本古峰大神(ヤマト フルミネノオオカミ)
文化を守る神・学問の神
八意思兼大神(ヤココロ オモイカネノオオカミ)
こちらの三柱の神様です。
内宮は夏季期間は中に入れませんので、外観を見るだけです。
本宮へ進むと手水舎。
水盤と比較するとお分かりかと思いますが、かなり巨大です。
鳥居が連なる階段を上ってくると本宮です。
下は内宮があります。
赤と白のシンプルなコントラストが最高にフォトジェニック。
本宮へ続く景色も素晴らしい。
絵画でも見ているような風景ですね。
これは一見の価値ありです。
宝徳山稲荷大社はろうそく祈願の神社で、五色のろうそくを神前に向かって右側と左側に5本ずつ、計10本を立てることでお供えとします。
本宮入ってすぐの喜捨所にてろうそくを頂いたら神前に向かって右側の部屋へ。
ろうそくを立てる順番と手順は部屋の中に書いてあります。
残念ながら本宮内は撮影禁止でしたので公式HPから画像を借りてきました☟
出典元:宝徳山稲荷大社
手順通りに緑→赤→黄→白→紫とろうそくを立てていきます。
ちなみに五色のろうそくの意味ですが
緑:身体健全・交通安全・学術増進
赤:商売繁盛・金融順行
黄:火難防止・五穀豊穣
白:家内安全
紫:心願成就
と、それぞれこんな風になってます。
お守りの種類もたくさんあって、願いを温めて孵す卵型のお守り、ろうそく祈願に倣った五色守り、除災招福の菊の紋のお守り・・・などなど、どれも素敵なものばかり。
その中で目に留まったのが「足腰丈夫のお守り」なるもの。
やぎやまが使うのではなく、やぎ父にお土産として頂いて帰りました。
やぎ父にあげたところ「丁度昨日あたりからヒザが痛くてよ」とのこと。
なんとタイムリーな!お稲荷様のお告げだったのかしらん?
そして奥宮へ。
途中にもこんな感じで石碑が。
奥宮も荘厳です。
「奥宮」でこの規模のものはなかなかすごいですよね。
そういえば、ここ宝徳山稲荷大社では毎年11月2日の夜~行われる神幸祭で「火の鳥」が現れるというお話があるんですよね。狐様とかではないのか・・
この神幸祭では八百万の神々が御降臨されるので、年に一度の祈願をする絶好の機会なんだとか。
1500万の神様に対してろうそくが数万本、仮に5万本の祈願ろうそくとすると・・・一つの願いに300人の神様から御助力して頂けるのでは!?
これは願わない手はないでしょう。祈願した時点で叶ったも同然!(?)
心から叶えたい願い事がある方は是非行ってみて下さい。
やぎやまも11月までに何か心から叶えたい願いがあったら祈願しようと思います。
願いがなくても火の鳥は見に行きたい・・・。
では話を戻しまして、奥宮のある上まで登ってくるとこんな景色が広がります。
感覚としては山を登ってきたような感じなので上がこんなに拓けていて狐に包まれ・・・いや つままれたような感じがします(笑)
遠近感が狂いそうになる鳥居。
画面に収まりきらない巨大な奥宮。
こんなのもありました。
天気が良くて思いっきりやぎやまが反射して写り込んでますが気にしてはいけません。
一億五千万年前の杉って!!えぇ?
昔どころの騒ぎじゃなくてちょっとピンときませんが・・
確かによく見てみるとちょっと石っぽい質感をしていました。
パワースポットなのか、アマガエルが大量にいました。
ふと足元を見ると芝生の中にも小さなカエルがピョコピョコ。
思わず靴の裏を確認。気付かずに踏んでなくて良かった・・。
石碑の上にも2匹。
親子だろうか兄弟だろうか。カワイイ。
松(?)が1本、誘われるようにお社に向かって伸びています。
お社でパワーをもらったのか突然上へ真っ直ぐ伸びていく・・
パワースポットのパワーを目の当たりにした感じ。
しっかりお参りをして、御朱印も頂いてきました。
神幸祭では火の鳥を見られることを願って、11月にまた行ってきたいと思います!
みなさまも興味とお時間があればぜひ来てみて下さいね。
ではまたお会いしましょう、やぎやまでした。